LiveNXの導入オプション

LiveNXのコンポーネントは「物理サーバ」「仮想サーバ(Hyper-V, VMWare, KVM)」「クラウド(Azure, AWS, Google Cloud Platform)」のいずれにもインストールが可能です。

仮想サーバへの導入の場合、VMWareでOVAの仮想アプライアンスでのデプロイが導入も簡単で大変お勧めです。

仮想サーバへの導入

サーバプラットフォーム要件

Proof of Concept(POC, トライアル、検証用途)

25デバイス以下 又は 25,000フロー/秒程度のネットワーク向け

(最少要件)
8 vCPU Xeon又はCore i7プロセッサ
16GB RAM
最大ヒープ領域(Max Heap Size) 8GB
500GB ストレージ(HDD/SSD)

小規模デプロイ

100デバイス以下 又は 50,000フロー/秒程度のネットワーク向け

(最少要件)
16 vCPU Xeon又はCore i7プロセッサ
32GB RAM
最大ヒープ領域(Max Heap Size) 16GB
2TB ストレージ(HDD/SSD)

中規模デプロイ

100デバイス~500デバイス程度 又は 100,000フロー/秒程度のネットワーク向け

(最少要件)
16 vCPU Xeon又はCore i7プロセッサ
64GB RAM
最大ヒープ領域(Max Heap Size) 31GB
4TB ストレージ(HDD/SSD)

大規模デプロイ

500デバイス~1,000デバイス程度 又は 150,000フロー/秒程度のネットワーク向け

(最少要件)
32 vCPU Xeon又はCore i7プロセッサ
64GB RAM
最大ヒープ領域(Max Heap Size) 31GB
8TB ストレージ(HDD/SSD)

物理デプロイ

1,000デバイス以上 又は 500,000フロー/秒以下のネットワーク向け

(最少要件)
64 vCPU Xeon Gold 5218
768GB RAM
最大ヒープ領域(Max Heap Size) 384GB
32TB ストレージ(HDD/SSD)
RAID10で16TB以上利用可能なこと

その他サーバープラットフォームに関する要件

それぞれのLiveNXサーバ/ノードは最大76TB迄のディスクスペースをサポートしています。
ディスクスペースは10TBずつ増やしていただくことをお勧めしています。
LiveNX 8.0におけるサーバのIOPS(Input/Output Per Second)は、Read: 1,000 IOPS, Write: 4,500 IOPSが推奨されています。

LiveNX ネットワークプロトコル要件

以下のネットワークプロトコル及びポート番号について、liveNX環境下において使用されますので、ファイアウォール・UTM等でホワイトリストに入れていただくなど設定をお願いします。

プロトコルポート番号方向内容
TCP7000LiveNX JavaクライアントからLiveNXサーバLiveNX JavaクライアントからLiveNXサーバへのアクセスのため
TCP443WebブラウザからLiveNXサーバユーザのWebブラウザからLiveNXのWeb UIへのアクセスのため
TCP7,026LiveNXサーバからLiveNXノード(双方向)LiveNXサーバとノード間の通信のため
UDP2055ネットワークデバイスからノードnetFlow出力のため
UDP161LiveNXノード/サーバとネットワークデバイスSNMPポーリングのため
LiveNXネットワークプロトコル要件一覧

LiveNX SNMP要件

LiveNXはネットワークデバイスに対してREAD-ONLYアクセスの権限が必要です。LiveNXプラットフォームは、SNMP 2c及び3のいずれのバージョンにも対応しています。以下の表はシスコデバイスに設定する場合の設定例です。

SNMP Verコマンド
v2csnmp-server community RO
v3snmp-server group v3 auth read access snmp-server user v3 auth md5 priv aes 128
SNMP Config(Cisco機器の場合)

LiveNXが利用する各種データ

LiveNXは、ネットワーク内部で利用されているデバイスの検知(ディスカバー)とそれらをデバイスリスト(インベントリー)に加えるため、以下のデータを取得します。以下のデータを取得することにより、ネットワークの最大限の可視化機能やレポーティング機能をご活用いただけます。

取得予定データ利用目的
デバイスが所属している(配置されている)サイトの情報LiveNX Javaクライアントによるサイト及びデバイスの可視化機能の提供のため
サイトの国名・住所(所在地)・郵便番号の情報LiveNX Web UIにおいて、マップ上にサイトの情報を表示するため
それぞれのサイトで利用しているIPサブネットの情報LiveNXがサイト間のIPアドレス・サブネット情報を表示するため
利用している回線(例:MPLSやInternet等)又は提供されているサービスプロバイダの情報LiveNX上で利用回線情報にタグ付けして分類・表示をするため
インターフェースや回線に接続されているWANの帯域(Bandwidth)の情報LiveNX上でインターフェース使用率の計算のため(95%/99%レベル)
LiveNXが必要とするデータ一覧

netFlowデータの取得はLiveNXプラットフォームのキーコンポーネントです。ネットワークに流れるトラフィックの可視化やレポートの作成のために利用されます。LiveNXは様々なフローデータ(例:IPFIX, netFlow ver5, netFlow ver9, Flexible netFlow(FNF)等)に対応しています。

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